ニュース 金融 作成日:2014年4月3日_記事番号:T00049557
台湾の銀行による中国へのエクスポージャーが上限に近づく中、金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は2日、上限緩和に消極的な姿勢を示した。3日付経済日報が伝えた。
曽主任委員は「大陸地区(中国)へのエクスポージャーが銀行の純資産の100%を超えてはならないとする上限規定を1~2年以内は引き上げることはない。銀行が業務を拡張するのであれば純資産を増やさなければならない」と述べた。
金管会の資料によれば、台湾の銀行による中国へのエクスポージャーは現在、純資産の62%だ。なお、エクスポージャーが純資産の70%以上に達した銀行は昨年末時点で11行あり、台湾銀行業界が中国で業務を拡大する上で足かせとなっている。
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