ニュース 電子 作成日:2014年4月3日_記事番号:T00049568
液晶パネル業界では新たな第8.5世代工場の稼働が相次ぐ中国メーカー、生産能力の強化に乗り出している日本の中小型パネル最大手、ジャパンディスプレイ(JDI)の100%子会社、台湾顕示器(台湾ディスプレイ、TDI)が台湾人材の獲得に向けた動きを見せている。採用規模は合計約100人に上るとみられ台湾メーカーが人材流出に警戒感を強めている。3日付電子時報が報じた。
中国メーカーについては昨年、深圳市華星光電技術(CSOT)の陳立宜・執行副総裁(当時)が不当な手段で台湾メーカーから200人規模の人材を引き抜いたとして両岸人民関係条例違反で送検されており、台湾人材の引き抜きが活発化している状況がうかがえる。
また日本ではコンシューマエレクトロニクス関連メーカーがモバイルデバイス市場での展開を強化しているため、中小型液晶パネルの需要が高まっており、JDIは昨年末に設立したTDIを通じて関連人材の獲得を行っているようだ。
なおTDIの許庭禎(ジェフ・シュー)董事長は、かつて群創光電(イノラックス)で副総経理を務めており、その人脈を生かして引き抜きを進めるとみられる。
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