ニュース 医薬 作成日:2014年4月7日_記事番号:T00049583
台湾の研究グループがこのほど、口臭の原因となる硫化物を生み出す細菌の働きを抑える世界初のワクチンを開発し、マウスを使った実験に成功した。5日付蘋果日報が伝えた。
開発に携わったのは、輔英科技大学生物科技学科の劉佩芬助理教授、高雄栄民総医院教学研究部の徐志文・高級助理研究員らで、研究結果は既に国際的な学術雑誌に掲載された。
徐氏によると、口臭の主因となる細菌は「フソバクテリウム・ヌクレアタム」と呼ばれ、菌の外側のタンパク質でできた膜と他の細菌が結び付き、歯周病などを起こすという。
マウスに問題の細菌の外膜タンパク質の働きを抑えるワクチンを投与すると、歯茎に炎症を起こす個体がワクチンを投与していない個体に比べ、50%以上も減少することが分かった。
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