ニュース 運輸 作成日:2014年4月8日_記事番号:T00049607
東南アジアの格安航空会社(LCC)が上半期、台湾路線への就航を相次いで予定しており、下半期にようやく誕生する台湾LCCの「台湾虎航(タイガーエア・タイワン)」や「威航空(Vエアー)」、既存航空会社の脅威となりそうだ。8日付中国時報が報じた。
4月中旬にエアアジア・フィリピンが桃園~フィリピン・ボラカイ島路線に、6月にはベトナムのベトジェットエアが桃園~ホーチミン路線に就航する。
特に桃園~ホーチミン路線は中華航空(チャイナエアライン)、長栄航空(エバー航空)、立栄航空(ユニー航空)、ベトナム航空の4社が就航し、チケット価格が安定しているが、参入により値下げ競争激化が予想される。また、業界関係者はベトナム人利用者を奪われると危機感を示した。
ちなみに台湾と東南アジアの各地を結ぶ3月のLCC搭乗率は75%を超えており、軽視できない存在に成長している。
ハワイアン航空、路線廃止
なお、昨年7月に桃園~ハワイ・ホノルル間に就航したハワイアン航空は、7日の便を最後に同路線を運休した。同社は台湾人の米国ノービザ(査証免除)解禁による需要増を見込んだが、利用者が予想を下回ったため廃止を決めたと説明。今後はソウル発着とする計画だ。
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