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2月の商業景気、春節の影響で「後退傾向」【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年4月8日_記事番号:T00049610

2月の商業景気、春節の影響で「後退傾向」【図】

 商業発展研究院(商発院、CDRI)が7日発表した2月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は98ポイントで、景気信号は2カ月連続の「黄青(後退傾向)」となった。8日付工商時報などが報じた。

 同指数を構成する3項目は「証券市場」が100ポイントで前月から横ばいとなった一方、「労働力・賃金」は100ポイントで前月比1ポイント下落、「経営状況」も97ポイントで同2ポイント下落した。

 商発院は、2月は▽営業日数が少ない▽春節(旧正月)連休が短い▽春節後の購買意欲が消極的──などから小売りおよび飲食業の売上高が減少したと指摘。春節を終えて一時的な人材需要が減少した他、例年の転職シーズンを迎え、「労働力・賃金」と「経営状況」が落ち込んだと説明した。

 3月の商業景気については、営業日数の増加と世界経済の緩やかな回復を受けて101ポイント、景気信号は「緑(安定)」になると予測している。ただ、中台サービス貿易協定の反対運動の影響が証券市場に影響を与えたかどうかは不確定なため、観察が必要と説明した。