ニュース 食品 作成日:2014年4月8日_記事番号:T00049614
業界関係者の予測によると、今年の飲料市場の生産額は530億台湾元(約1,800億円)で、茶飲料、スポーツドリンクが主力になる。メーカー各社は新製品を相次いで投入し、商機獲得を目指す。8日付工商時報が報じた。
茶飲料市場は昨年の生産額が約250億元と前年を下回ったが、そのうち緑茶は全体の3割を占め、唯一前年を上回る成長を見せた。特に無糖緑茶は同1割増だった。
コカ・コーラは昨年「原萃」ブランドで日本風の緑茶を投入し人気を集めたが、このほど同ブランドから、食物繊維を含む「繊緑茶」を発売。同社にとって健康の保持・増進に役立つとされる成分を含む機能性茶飲料の発売は初めてで、既に人気を博している維他露(ビタロン・フーズ)の「毎朝健康緑茶」、黒松の「茶花緑茶」、愛之味の「分解茶」に対抗する。一方、迎え撃つ黒松、愛之味も新製品発売を控える。機能性茶飲料市場の生産額は年間30億~35億元。
スポーツドリンク市場は、スポーツブームに支えられ、同1割以上の増加が見込まれており、飲料市場で最も成長するとみられる。統一企業(ユニプレジデント)は5月に「ユニ・スポーツ」の名称で新製品を投入する予定だ。
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