ニュース 電子 作成日:2014年4月8日_記事番号:T00049621
タッチパネル最大手、宸鴻科技集団(TPKホールディング)が7日発表した3月の連結売上高は79億9,300万台湾元(約270億円)で、過去最低を記録した2月と比べて13.7%増えたものの過去2番目の低さとなった。第1四半期の連結売上高は266億1,800万元で前期比36.4%減、前年同期比46.2%減と大幅に落ち込んだ。タブレット型パソコンが在庫調整期に入ったことが主因で、証券会社は第1四半期は赤字を計上すると予想している。8日付経済日報が報じた。
TPKは新技術を用いた製品に注力し増収を図る。ハイエンドスマートフォンやタブレット型PC向けに開発したパネルの側面も強化した6面強化タッチ・オン・レンズ(TOL)は、OPPO、魅族(MEIZU)といった中国携帯電話ブランドに採用される見通しだ。また、主にロー〜ミドルエンド携帯電話向けの銀ナノワイヤ(SNW)製品は第2四半期の量産開始、月産約60万枚を見込む。
ただしTPKは、第2四半期もタッチパネル市況と受注見通しは依然良くないため、大幅な回復は下半期まで待つ必要があると予想した。
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