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HTC、Q1赤字に再転落


ニュース 電子 作成日:2014年4月8日_記事番号:T00049622

HTC、Q1赤字に再転落

 スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)が7日発表した第1四半期の連結売上高は331億2,000万台湾元(約1,130億円)にとどまり、純損失18億8,000万元と赤字に再転落した。8日付工商時報が報じた。

 3月の売上高は162億2,500万元と、前月比90億元の大幅増加だったが、第1四半期売上高は予想していた340億~360億元に届かなかった。

 同社は、4月の売上高は3月より増えると予測。第2四半期は旗艦機種「HTC One(M8)」やミドルエンドの「デザイア816」の強い需要で売上高が増え、黒字を回復するとの見方を示した。

中華電信と提携継続、4Gに意欲

 HTCは同日、通信キャリア最大手、中華電信と2014年の提携覚書(MOU)を締結した。

 HTCが中華電信向け第4世代移動通信(4G)LTE対応スマートフォンを製造したり、中華電信の通信契約を扱うHTC専門店を増やしたり、4Gショールームを設置する計画だ。

中華電信の昨年の携帯電話販売210万台のうち、HTCブランドが最多で、HTCにとっても中華電信は台湾最大の販売先で、販売量は前年比70%増加した。


王雪紅(シェール・ワン)HTC董事長(左2)は、両社の提携は8年目で、台湾LTE市場をリードしていくと表明した(同社リリースより)