ニュース 電子 作成日:2014年4月8日_記事番号:T00049625
8日付電子時報によると、マイクロソフト(MS)はホワイトボックス(白牌。無名、ノーブランド)のタブレット型パソコン市場開拓に向け、台湾のIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)に提携を呼び掛けているとの観測が出ている。メディアテックはこれまでMSからの提案に模様眺めを続けていたが、先ごろMSが9インチ以下のモバイルデバイス向けにウィンドウズOS(基本ソフト)を無償提供すると発表したことを受け、両社が手を結ぶ可能性が高まっている。
MSはタブレット型PC市場の開拓を積極的に進めてきたものの、製品価格が比較的高く、ブランドメーカーの製品開発意欲を刺激できていなかった。しかし今回、OSの無償提供を決めたことで宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)、ヒューレット・パッカード(HP)、デルといったブランドが開発への意欲を高めているとされる。
メディアテックとMSの提携は、メディアテックにグーグルのアンドロイドOS搭載製品以外に勢力を拡大し、さらなる成長の機会をもたらす他、モバイル製品市場でのシェア拡大を目指すPCメーカーにとっても選択肢が増え、より価格競争力の高い製品を生み出すことを可能にするとみられる。
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