ニュース 金融 作成日:2014年4月9日_記事番号:T00049640
中華開発金融控股(開発金控)が万泰商業銀行(コスモスバンク)を吸収合併することに関連し、万泰銀の行員が合併後の雇用保障問題で経営側と対立し、ストライキの決行も辞さない姿勢を見せている。
9日付蘋果日報によると、開発金控と万泰銀は8日、臨時株主総会で合併を正式に決議した。このうち、開発金控の株主総会には万泰銀労組幹部が姿を見せ、合併後3〜5年の雇用保障などを要求した。
これに対し、開発金控は今年2月に万泰銀の合併を発表した際、1年間の雇用保障を打ち出してたが、労使間で主張の隔たりは埋まっていない。
万泰銀労組は既にストライキ権を確立しており、要求が受け入れられない場合、5月初めにも決行する構えで、今月11日に具体的なスト実施日など今後の対応を協議する予定だ。
万泰銀労組には890人が所属しており、行員数1,600人の半数以上を占め、ストライキ決行となれば、業務に大きな影響が予想される。銀行業界のストライキは2005年の台湾中小企業銀行以来2例目となる。
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