ニュース その他製造 作成日:2014年4月9日_記事番号:T00049646
アパレル受託生産メーカーの儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は、機能性衣料の受注増と春夏物衣料の出荷ピークを迎え、第1四半期は共に20%以上の増収と好調だった。今後両社は新生産ラインの稼働を控えており、下半期の売上高は上半期を上回る見通しだ。9日付工商時報が報じた。
エクラットの第1四半期の連結売上高は44億7,800万台湾元(約150億円)で前年同期比21.92%増だった。当初今年10月までだった受注見通しは来年第1四半期まで立っている。今年はハイエンドの機能性衣料の受注が増加しているという。これを受け、平均販売価格(ASP)は昨年を上回る見通しだ。また、第2四半期から新工場の生産ラインが徐々に稼働する予定となっており、四半期ごとの増収を見込む。
一方、マカロットの第1四半期の連結売上高は52億1,300万元で同21.3%増だった。同社は、米人気スポーツ用品ブランド、アンダーアーマーなどの新規受注がけん引し、今年は欧州、アジア市場の出荷シェアが拡大する見通しだ。同社は冬物衣料を手掛ける第3四半期の出荷のピークに加え、第4四半期は来年の春夏物衣料が控えているため、下半期は爆発的に成長すると予測。上半期と下半期の出荷比率は45対55になる見通しだ。
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