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健喬信元、特許新薬発売で業績拡大期待


ニュース その他製造 作成日:2008年1月14日_記事番号:T00004968

健喬信元、特許新薬発売で業績拡大期待


 健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)は、昨年34%の増収を記録したのに続き、今年も受託生産の増加や特許新薬の発売などで、業績拡大を見込んでいる。14日付工商時報が伝えた。
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 同社は昨年の売上高が前年比34.05%増の7億3,600万台湾元(約24億7,000万円)に達した。林智暉董事長は、「鼻腔内に噴射するナサルスプレー、吸入剤のMDI/DPに加え、アルツハイマー病用の植物性新薬、心血管薬、肝がんマーカー薬などを続々発売する予定で、利益貢献を見込む」と話した。このうち、アルツハイマー病用の新薬については、このほど財団法人生物技術開発中心から特許使用権を獲得している。

 受託生産では、独ベーリンガーインゲルハイム、日本の協和発酵、大塚製薬などからの受注が順調で、ベーリンガーインゲルハイムの台湾工場買収で、同社からの受注拡大を見込む。特に心血管、気管用の医薬品の伸びが著しい。