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大豆高騰、豆腐業者や朝食店に影響


ニュース 食品 作成日:2008年1月14日_記事番号:T00004970

大豆高騰、豆腐業者や朝食店に影響


 小麦粉に続き、大豆価格が大幅に値上がりし、豆腐メーカーは契約による原料確保に努めるとともに、新製品の投入で実質的に売価を引き上げることで、採算性の維持を図っている。また、台湾で一般的な朝食店での豆乳価格も値上がり傾向がみられる。14日付経済日報が伝えた。

 業界統計によると、台湾での豆乳生産額は年間20億台湾元(約67億円)、豆製品の生産額は同50億~60億元に達する。しかし、シカゴ先物相場の大豆価格は2005年10月時点で1ブッシェル(約35リットル)当たり4米ドルから現在は同12.64ドルへと3倍も値上がりし、豆腐メーカーなどを苦しめている。

 豆腐大手の華上食品によると、大豆のオンライン取引では売り方がなく、現金があっても調達ができない状況だという。このため、同社は1年契約で大豆を調達する方式に改めた。朝食店でも豆乳価格が1杯2~3元値上げされている。