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今国光学、今年は25%成長を目標


ニュース 電子 作成日:2008年1月14日_記事番号:T00004971

今国光学、今年は25%成長を目標

 
 光学部品メーカー、今国光学工業(キンコ・オプティカル)の陳慶棋董事長は13日、今年は売上成長率25%、通年の売上高44億台湾元(約134億元)を目標にすると語った。14日付工商時報が報じた。 

 同社は華晶科技(アルテック)との合弁で中国蘇州に設けたデジタルカメラのレンズ製造の今華光学がこのほど生産を開始。華東市場を攻略する。

 昨年はキヤノンからの受注が売上高の約1割を占めたが、同社の一眼レフデジカメが好調なことから、今年はこの割合が13~15%に上る見通し。

 また、今年はデジカメ付き携帯電話向けのデジカメレンズで、単月500万体の出荷を目標とする。過去4年間手掛けてきた非球面レンズは赤字が続いてきたが、タムロン(本社・埼玉県さいたま市、小野守男社長)からの受注獲得により、今年は初の黒字転換が期待できる。

 同社の昨年の連結売上高は35億1,200万元で、前年比0.93%の低成長にとどまった。