ニュース その他分野 作成日:2014年4月14日_記事番号:T00049717
中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)范麗青報道官は11日、台湾の一部メディアが、張志軍・国台弁主任が海南省で開かれた博鰲(ボアオ)フォーラムで「両岸(中台)は中台サービス貿易協定の交渉をやり直せる」と発言したと指摘し、「根も葉もない話であり、下心を持つべきではない」と批判した。12日付聯合報が報じた。
范報道官はまた、中台間で調印された協定が再交渉となった例はなく、双方の窓口機関が真剣かつ対等な立場で行った交渉で得られた結果は尊重されるべきだと強調した。
国台弁経済局の徐莽経済局長も「既に決定したことを再び交渉するのは不適切で、大陸(中国)側は内容の修正や補充は現段階で考えていない」と発言した。
台湾側では13日、自由通訊伝播協会主催によるサービス貿易協定をめぐる座談会が開かれ、民進党政権下で行政院経済建設委員会(経建会)主任委員を努めた陳博志・台湾智庫董事長が「海外では調印に似た状況で再交渉となったケースは極めて多い。協定の一文字も変更されずに承認されたとなれば国際的な笑い話だ」と発言するなど批判的な発言が相次いだ。
これに対し杜紫軍経済部次長は、世界384の自由貿易協定(FTA)のうち、調印された文面がそのまま発効しなかったのは米韓FTAなど3件しかなぃ、非常に特殊なケースだと強調した。
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