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台中の公共レンタサイクル、ジャイアントがBO案落札


ニュース その他製造 作成日:2014年4月14日_記事番号:T00049725

台中の公共レンタサイクル、ジャイアントがBO案落札

 台中市政府は11日、BO(民間業者による建設、運営)方式の「公共レンタサイクル(iBike)計画」の入札公告で、落札業者を自転車最大手メーカー、巨大機械工業(ジャイアントMFG)傘下で「ジャイアント」ブランドの自転車販売を行う捷安特(ジャイアント)に決定したと発表した。同社は7月をめどにまず2カ所のモデルポート(駐輪場)を設置し、年内に20カ所、2年内に60カ所に増やす予定だ。投資額は今後2年で1億台湾元(約3億4,000万円)。12日付工商時報が報じた。

 林良泰・台中市交通局長によると、iBikeポートはまず、下半期に予定のバス高速輸送システム(BRT)藍線の営業開始に合わせ、台中駅(台湾鉄路)から朝馬バスターミナルまでを中心として半径2キロメートル以内に設置する計画だ。

 台中市は都市交通システム(MRT)開発も進めており、林局長は「今後MRTとBRTは台中交通の大動脈に、市バスは小動脈に、iBikeは毛細血管になる」と語った。

 ジャイアントの落札は、台北市の公共レンタサイクル「Youbike(ユーバイク、微笑単車)」の建設・運営における実績が評価された形で、今後台中市と正式契約を結び、7年の運営権を獲得する。