ニュース 石油・化学 作成日:2014年4月14日_記事番号:T00049727
台湾中油(CPC)が昨年から試運転を行ってきた新第3ナフサ分解プラント(新三軽)は、15日から正式に操業を開始する見通しだ。14日付蘋果日報が伝えた。
新第3ナフサは試運転後、2月10日から2カ月の予定で定期検査入りしている。
石油化学業界では、需要期の到来を控え、川下にエチレンの供給不足に対する懸念があったが、新第3ナフサがエチレン年産72万トンのフル操業に入れば、高雄市内の仁大、林園の両石化園区で操業する石油化学メーカー30社のプラントでエチレン供給不足の懸念が解消される見通しだ。
市場アナリストは、新第3ナフサのフル操業が石化メーカーの第2四半期の業績向上につながり、特に建設業の需要期に合わせ、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、スチレンモノマー(SM)などの関連銘柄が恩恵を受けると予測した。
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