ニュース 電子 作成日:2014年4月14日_記事番号:T00049733
宏達国際電子(HTC)は11日北京で、今年度のスマートフォン旗艦機種「HTC One(M8)」の、中国携帯電話キャリア最大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)の第4世代移動通信(4G)LTE対応版を発表した。12日付蘋果日報が報じた。
北京でのM8発表会には王雪紅(シェール・ワン)董事長(左4)、李躍・中国移動総裁(右4)も直々に参加した(11日=中央社)
中国移動は今年4G通信網の拡大を進め、TD-LTE基地局50万基を設置し全国340都市をカバーする。1億台以上の4G端末を販売する計画だ。
HTCと中国移動は同日、LTEフォーラムも開催。今後も戦略的提携関係を深化させることを確認した。
HTCはフォーラムで、4GLTEのデータ通信により通話を行うVoLTE(ボイス・オーバー・LTE)について、音声の質が良く、容量が大きく、通信との融合性が高く、コストも低いとメリットを挙げ、中国移動が今年末に供用開始を目指しているとして開発に力を入れる方針を示した。
なお、中国でのM8発売について、HTCの収益に一定の貢献はするものの、中国でもハイエンドスマートフォン市場が飽和状態となっていることから、貢献度の度合いは実際の販売台数を見なければ見通せないとの指摘が出ている。
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