ニュース 電子 作成日:2014年4月14日_記事番号:T00049735
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は、4月の39.5インチパネル出荷枚数が100万枚に達する勢いだ。40、42インチのテレビ用パネル需給が逼迫(ひっぱく)し、中国の海信集団(ハイセンスグループ)や韓国のLGエレクトロニクスなどが39.5インチパネル採用を加速しているためだ。中国の労働節(メーデー、5月1日)連休に向けた調達も追い風だ。14日付工商時報などが報じた。
同社の39.5インチパネル出荷枚数は1〜2月の月平均40万〜50万枚から、3月は85万〜90万枚にほぼ倍増し、3月連結売上高を前月比50.1%増の373億台湾元(約1,260億円)に押し上げた。
同社は昨年下半期から39.5インチパネルを投入し、37、39インチや40インチ市場を狙っている。第6世代のガラス基板から切り出す場合、39.5インチなら利用率97%と、39インチの94%より高い。同社の39.5インチパネルは39インチと同価格の設定で、40インチより5米ドル以上安い。
同社は39.5インチ人気を受け、39インチパネル生産を徐々に停止するようで、友達光電(AUO)も追随するとの見方が出ている。
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