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ASE高雄工場の生産額、今年15%増へ


ニュース 電子 作成日:2014年4月14日_記事番号:T00049737

ASE高雄工場の生産額、今年15%増へ

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)の周光春副総経理は12日、今年は世界経済が回復し、タブレット型パソコンやハイエンドのスマートフォン需要が大幅に高まることに加え、楠梓第2園区のK21工場A棟が稼働を予定しているため、同社が高雄市に保有する工場の生産額は昨年の24億米ドルから27億6,000万米ドルへ約15%成長する見通しだと語った。13日付工商時報が報じた。


ASEは大規模な求人を行い、応募者にクリーンルーム用作業服を着用しての生産ライン操作を体験させた(12日=中央社)

 周副総経理によると、K21工場A棟はフリップチップパッケージおよびモジュールの生産業務を担い、年生産額は2億4,000万米ドルが見込まれている。また現在建設中のK21工場B棟および研究開発(R&D)センターのC棟も今年末に完工する見通しのほか、D棟、E棟も2016年に完成予定だ。

 違法排水で昨年末に稼働停止命令を受けた高雄K7工場の再開について周副総経理は同日、高雄市政府環境保護局(環保局)から求められていた追加書類の提出を済ませ、承認を得たことを明らかにし、今後テスト稼働、審査を経て7月に正式に稼働を再開できるとの見通しを示した。