ニュース 電子 作成日:2014年4月14日_記事番号:T00049738
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が今月からウエハー投入枚数を増やしていることから第2、第3四半期もアップルの次世代プロセッサー「A8」を独占受注したとの市場観測が出ている。A8は今年下半期に発表予定のiPhoneやiPad新機種に搭載されるとみられている。14日付工商時報が報じた。
TSMCは、アップルからの需要に応えるため、新竹科学工業園区(竹科)と南部科学工業園区(南科)の12インチウエハー工場、「Fab12」第6期、「Fab14」第5期でそれぞれ量産を開始したとみられている。7月には南科の「Fab14」第6期でも量産に入るもようだ。
サプライチェーン関係者によるとアップルは韓国サムスン電子に「A8」プロセッサーも発注する予定だった。しかし、サムスンは20ナノプロセスの良品率の低さ、生産能力不足から今のところ受注獲得に至っていないもようだ。
なおTSMCは17日に業績説明会を行う。張忠謀(モリス・チャン)董事長が▽来年下半期の16ナノ/20ナノプロセスの生産能力や比重▽今後2年の指紋識別、心拍計測、ウエアラブルデバイス(装着型端末)向けICの売上高見通し▽今年通年の業績予測を12~18%から20%に上方修正するか──などについて説明するか外資系証券会社は注目している。
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