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米閣僚が14年ぶり訪台、環境保護庁長官が馬総統と会談


ニュース 政治 作成日:2014年4月15日_記事番号:T00049742

米閣僚が14年ぶり訪台、環境保護庁長官が馬総統と会談

 米国環境保護庁(EPA)のジーナ・マッカーシー長官が13日、環境保護署(環保署)と環境保護協定を締結する目的で訪台し、14日午前に馬英九総統と会談した。米国閣僚の訪台は2000年のロドニー・スレーター運輸長官(当時)以来14年ぶりで、馬総統の任期では初めて。馬総統は会談に先立つあいさつで「マッカーシー長官の訪問は、米台指導層の間の信頼回復に努めてきた6年間の努力が実ったもので、非常に重要だ」と述べた。14日付聯合晩報などが報じた。


マッカーシー長官(左)は、環境保護の先端モデルを世界と共有しようとする台湾の姿勢を評価した(14日=中央社)

 同紙によると、マッカーシー長官は当初、昨年12月に訪台を予定していたが、事前に情報が漏れたことから中止となった。このため今回の訪台に際し外交部と総統府は厳重なかん口令を敷いたとみられる。

 なお中台サービス貿易協定に反対する学生運動が終わった直後の訪台について総統府関係者は、「昨年末時点で既に詳細な日程以外は確定しており、あまり関連性はないが馬政権をバックアップする意味合いが無くはない」と語った。