ニュース 金融 作成日:2014年4月15日_記事番号:T00049748
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は14日、金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)による東京スター銀行買収を認可したことを明らかにした。中信金による台湾人寿保険(台湾ライフインシュアランス)合併についても、来週までに認可する方針だ。15日付工商時報が伝えた。
金管会は先ごろ、中信金傘下の中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)がコンサルティング契約を結んでいた中国・上海市の企業を実質的に経営支配する関係にありながら、事実関係を隠してきたとして、罰金1,000万台湾元(約3,400万円)の処分を下すとともに、同行の海外拠点開設や投資申請の受理を一時中止していた。
曽主任委員は「東京スター銀とは処分前に契約をしており、台湾人寿の合併案も臨時株主総会で可決されている。これ以上認可が遅れれば、合併契約の期限が切れ、今後に影響を与えかねない」と述べ、特例的な認可であることを強調した。
金管会は中信金グループによる他の合併・買収案件については、原則として今後1年間は申請受理も申請済み案件の審査も行わない方針だ。
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