ニュース 運輸 作成日:2014年4月15日_記事番号:T00049749
交通部民用航空局(民航局)はこのほど、台湾の航空市場で格安航空会社(LCC)が占める割合は昨年6%(12年は5%)に上昇したと明らかにした。15日付工商時報が報じた。
現在台湾に就航しているLCCは▽日本▽マレーシア▽シンガポール▽フィリピン▽韓国▽香港▽中国──の13社、20路線。6月にはベトナムのベトジェットエアが桃園~ホーチミン路線に就航を予定している他、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)傘下の威航空(Vエアー)が9月、中華航空(チャイナエアライン)とシンガポールのLCC、タイガー・エアウェイズの合弁による台湾虎航(タイガーエア・タイワン)が10月にそれぞれ就航を目指しており、待望の台湾LCCが誕生する。
台湾でのLCC就航は、04年のジェットスター・アジア航空による桃園~シンガポール路線が初めて。当時の台湾~シンガポール間の旅客数は延べ50万人だったが、昨年は100万人を突破。台湾~大阪路線も昨年のLCC就航増加に伴い、旅客数が前年比43%増の173万1,100人に上るなど効果は大きい。
沈啓・民航局長は、高雄国際空港(小港空港)、台中清泉崗空港もLCC就航を希望しているものの、高雄は周辺住民が午前0時までの使用延長に反対しており、台中は現在検討中と説明。現在深夜の離着陸が可能なのは桃園空港のみとなっている。
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