ニュース 建設 作成日:2014年4月15日_記事番号:T00049754
不動産投資家の蔡鎮宇氏が経営する宝豊隆実業は14日、台北市の繁華街、西門町にある商業ビル「TiT国際広場」(万華区西寧南路)の店舗部分を生保の三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)に39億5,000万台湾元(約130億円)で売却した。15日付工商時報が報じた。
同ビルは地下1階、地上5階が店舗、6階以上が住宅となっており、今回は店舗部分が譲渡された。帆船型の建築は西門町のランドマーク的存在にもなっている。
土地面積は205.28坪、延べ床面積は2,394.73坪。延べ床面積1坪当たりの価格は約165万元で、西門町での最高値を更新した。
三商美邦人寿の楊棋才副総経理は「店舗物件は入居率が100%で、今後テナント募集の問題はない。年3%程度の収益率が見込めるため、購入を決定した」と説明した。
保険業界では、金管会が生保会社による不動産投資の最低収益率を2.875%に引き上げたため、大型の商業ビル売買は少なくなっている。
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