ニュース 機械 作成日:2014年4月15日_記事番号:T00049757
台湾区機器工業同業公会(TAMI)の王正青秘書長は14日、工作機械の輸出額は3~5年で韓国に完全に追い抜かれると危機感を示した。韓国は米国や欧州連合(EU)、インドなど45カ国との自由貿易協定(FTA)締結でゼロ関税の恩恵を受け、台湾との差を縮めていることが主因だ。15日付工商時報が報じた。
昨年の工作機械輸出額は台湾が35億4,000万米ドル(世界4位)で韓国の22億1,000万米ドル(同7位)を上回ったものの、対米輸出額で台湾は前年比24.5%減の4億米ドルに落ち込み、初めて韓国(4億5,500万米ドル)に抜かれた。対ドイツ、対インド輸出額でも同様だ。
王秘書長は、韓国は各国・地域とのFTA締結の他、対米ドルレートでのウォン安進行の恩恵を受けていると指摘。今後台湾の最大のライバルに成長することが予想され、手を打たなければ後塵を拝すると強調した。
なお、生産額では韓国が53億米ドル(同5位)と、台湾の45億3,000万米ドル(同7位)を既に上回っている。
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