ニュース 機械 作成日:2014年4月15日_記事番号:T00049759
コンプレッサー世界4位、台湾首位の瑞智精密は、6月にコンプレッサーの累計出荷台数が1億台に達する見通しだ。中国・山東省の青島工場にサプライチェーンを招待し、記念セレモニーを開催する計画だ。15日付経済日報が報じた。
同社の第1四半期コンプレッサー出荷台数は前年同期比35.58%増の386万1,900台。通年では前年比1割増の1,300万台を見込む。昨年出荷は1,236万台で、売上高は前年比7.76%増の164億7,200万台湾元(約560億円)だった。
同社は、主要顧客への出荷量を平均化し、1社に依存していないと説明した。顧客はエアコン大手、中国の▽珠海格力電器(グリー・エレクトリック・アプライアンシズ)▽海爾集団(ハイアール)▽海信集団(ハイセンスグループ)▽TCL集団▽美的集団(Midea)──や、▽シャープ▽声宝(サンポ)▽大同(Tatung)▽禾聯碩(ヘラン)──など。
この他、同社は第4四半期に扇風機ブラシレスDC(BLDC)モーターの量産を開始する計画だ。投資額は32億元。コンプレッサーとの2本柱として、5年後に屏東県と中国・江西省九江市を合わせて年産能力2,400万個を見込む。瑞智、中国鋼鉄(CSC)に続き、シャープも出資意欲があるとされる。
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