ニュース 電子 作成日:2014年4月15日_記事番号:T00049762
15日付経済日報によると、アップルが次世代スマートフォン「iPhone6」の販売価格を現行機種iPhone5sより100米ドル引き上げるため、通信キャリアと協議している。iPhone5sの16GB(ギガバイト)版と比べると値上げ幅は1割以上。部品コストを反映するためで、筐体の鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)やバッテリーモジュールの新普科技(シンプロ・テクノロジー)などサプライチェーンが恩恵を受けそうだ。
アナリストによると、iPhone6の値上げは▽大画面化▽筐体使用量の増加▽バッテリー容量の増加▽ディスプレイにサファイアガラス採用──に伴う部品コスト上昇が理由。
鴻準は14日、コメントを控えた。シンプロは、スマートフォンの大型化に伴い、リチウム電池の容量が増加し、平均単価が上がっているとのみ説明した。
ジェフリーズ証券会社のアナリストは、アップルは当初通信キャリアに値上げを拒否されたが、依然コスト増を通信キャリアや消費者に転嫁する可能性があると指摘した。iPhone6が4.7インチに大画面化すれば、粗利益率がiPhone5シリーズと比べて4〜5ポイント下がるとの試算もある。
市場観測によると、iPhone6は早ければ下半期に発売され、年内に6,880万台の出荷が予想されている。内訳は4.7インチが6,000万台、5.5インチは遅れて発売され880万台。
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