ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「族群対立をあおらない」、謝候補が選挙戦方針を発表


ニュース 政治 作成日:2008年1月15日_記事番号:T00004977

「族群対立をあおらない」、謝候補が選挙戦方針を発表


 民進党の総統選公認候補の謝長廷氏は14日、「いかなる族群(エスニックグループ)・社会対立をあおらない」などの、自身の選挙戦の原則を発表した。中正紀念堂の廃止など、台湾人意識を選挙の道具に使う意図があからさまな政策によって支持者や中間層の離反を招いた立法委員選挙の反省に立ち、残り2カ月となった総統選の選挙情勢を早期に挽回(ばんかい)したい考えとみられる。

 選挙戦の原則は3項目で、このほかの2項目は、「票の買収はせず、クリーンな選挙に努める」と「ポピュリズムや暴動、衝突の発生をあおらない」。

 15日付中国時報によると、謝候補は14日、葉菊蘭総統府秘書長、邱義仁行政院副院長、卓栄泰民進党秘書長、柯建銘立法院党団総召集人ら党の重鎮と戦略会議を開催した。その後、張俊雄行政院長や副総統候補の蘇貞昌氏と、党の今後の方向性と総統選の戦略について突っ込んだ意見交換を行ったという。