ニュース 社会 作成日:2014年4月16日_記事番号:T00049771
衛生福利部(衛福部)国民健康署が15日に発表した最新の統計によると、台湾における2011年のがん罹患(りかん)数(新たにがんと診断された数)は前年比2,033人増の9万2,682人で過去最高を記録した。251人に1人、5分40秒に1人が新たにがんにかかった計算だ。16日付中国時報が報じた。
乳がんの罹患数は初めて1万人を超えた(15日=中央社)
同統計によると、2011年に罹患数が多かったがんの種類は、男性が上位から▽大腸がん▽肝臓がん▽肺がん──。女性が▽乳がん▽大腸がん▽肺がん──となった。また男性の罹患数は女性の1.3倍で、特に食道がんは男性が女性の16.6倍、口腔がんは同11.2倍だった。喫煙、飲酒習慣の違いが主因とみられる。
なお国民健康署は今回の統計リポートで、がん罹患の原因について従来の酒、たばこ、檳榔(ビンロウ)に加え、新たに不健康な飲食習慣、肥満、運動不足が重要な要素となると指摘した。肥満者は大腸がん、乳がん、子宮体がん、結腸がんに罹患する危険性が2〜3倍高まり、運動不足の場合も大腸がん、乳がんのリスクが高まるという。
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