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中信銀のアジア拠点最多へ、東京スター銀行買収で【表】


ニュース 金融 作成日:2014年4月16日_記事番号:T00049778

中信銀のアジア拠点最多へ、東京スター銀行買収で【表】

 中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)は、東京スター銀行買収を金融監督管理委員会(金管会)に認可され、台湾の銀行の中で初めて日本の子銀行(子会社)を持ち、アジア拠点が最多となる見通しだ。16日付経済日報が報じた。

 金管会によると、現在、台湾の銀行は日本に子銀行を持っていない。分行(支社)があるのは、中信銀の他、▽台湾銀行(バンクオブ台湾)▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽彰化商業銀行(CHB)▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)──。

 アジア拠点最多は国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の55拠点。2位の中信銀は現在48拠点で、東京スター銀行買収でアジア79拠点、世界99拠点に増える。兆豊銀行は世界64拠点を持つが、うちアジアは17拠点だ。

 中信銀は今後、日本の金融庁に東京スター銀行の株式100%を530億円で取得することを申請する。