ニュース 機械 作成日:2014年4月16日_記事番号:T00049783
台湾区機器工業同業公会(TAMI)の統計によると、第1四半期の工作機械輸出額は8億1,300万米ドルで前年同期比4.6%増加した。昨年第4四半期末から今年第1四半期初めの受注が反映する3月輸出額が3億3,400万米ドルと、前年同月比14.4%増のプラス成長に転換したことによるもの。業界企業は今年に入り、受注が毎月伸びている。16日付工商時報が報じた。
国・地域別では、最大輸出先の中国(香港含む)が2億4,784万米ドルで前年同期比7.4%増えた。中国自動車市場の活況を受けて2月から部品・金型メーカーからの受注が急増し、中国向けが輸出全体に占める割合も30.5%と再び3割を超えた。
一方、輸出先2位の米国は8,764万米ドルで、前年同期比9.5%減少した。米国政府が製造企業に工作機械の国内調達を促したことが響いた。また、3位のタイは同23.6%減の4,382万米ドルと政治的混乱の影響を大きく受けた。4〜8位のトルコ、ドイツ、ロシア、韓国、日本向けは軒並み2桁プラス成長となった。
TAMIの王正青秘書長は、受注が伸びており、今年通年の輸出額は前年比1割増の39億〜40億米ドルに達すると予測した。工作機械メーカーの台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)なども同様の予想だ。
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