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14年4Kパネル出荷シェア、台湾は58%に縮小予測


ニュース 電子 作成日:2014年4月16日_記事番号:T00049787

14年4Kパネル出荷シェア、台湾は58%に縮小予測

 市場調査会社、ディスプレイサーチはこのほど、群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)の超高解像度4K2Kパネル出荷シェアが今年は2社合計で58%まで縮小するとの予測を示した。昨年は世界全体の出荷枚数272万枚のうち77%を占めていた。今年は韓国メーカーが25%、中国が14%までシェアを拡大するとしている。なお、今年の4K2Kテレビの市場規模は1,230万台で、昨年の160万台から7.7倍に成長する見通しだ。16日付経済日報が報じた。

 韓国のサムスン電子とLGディスプレイ(LGD)は第2四半期から、カラーフィルター層で従来のRGB(赤、緑、青)にW(白)を加えた低コストの4K2Kパネルを出荷する。サムスンはRGBWパネルは透過率、開口率が高く、ドライバICやタイミングコントローラ、バックライトモジュール(BLM)コストを削減できると説明した。

 ディスプレイサーチの楊静萍液晶テレビ総監は、韓国のRGBW方式の4K2Kパネルは省エネ、低コストで、中台の4K2Kパネルよりもオファー価格が安いと指摘。既に中国のテレビブランド、創維集団(スカイワース)、四川長虹集団、康佳集団(コンカ)が採用を決定したと述べた。