ニュース 電子 作成日:2014年4月16日_記事番号:T00049789
16日付工商時報が電子デバイスの修理を手掛けるiFixitの分解レポートを基に報じたところによると、サムスン電子が先ごろ発表した新たなリストバンド型ウエアラブルデバイス(装着型端末)「Gear Fit(ギアフィット)」に台湾の半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)のNOR型フラッシュメモリーと、PSRAM(擬似SRAM)を統合した128メガビット(Mb)のマルチチップパッケージ(MCP)が搭載されていることが明らかとなった。
高度な演算能力を必要とするスマートフォンのメモリーはNAND型フラッシュメモリーやモバイルDRAMが主流となっているが、「スマートウオッチ」や「スマートグラス」といったウエアラブルデバイスの多くは機能が限られている上、より高い低消費電力性能が求められるため、NOR型フラッシュメモリーの新たな応用先として注目されている。
こうした中、マクロニクスのMCPはサムスンの他、既に米ジョウボーンのリストバンド型デバイスや中国、果殻電子スマートウオッチに採用されており、ウエアラブルデバイス分野での地位を着実に高めている。
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