ニュース 金融 作成日:2014年4月17日_記事番号:T00049808
中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)による生命保険会社、台湾人寿保険の合併計画で、台湾人寿の大株主である龍邦国際興業が16日、台湾人寿が18日に開く董事会で合併契約の再延長に応じないことを提案する旨を決議した。これにより、今回の合併計画の先行きが不透明になった。17日付経済日報が伝えた。
金融監督管理委員会(金管会)保険局は16日、龍邦国際興業から説明があったことを明らかにした上で、「大株主の立場を尊重する。株式を売却しないことが確定すれば、合意に基づく合併・買収の原則に基づき、中信金の申請を却下することになる」と説明した。
合併計画は既に台湾人寿の株主総会を通過しており、金管会の認可待ちとなっていた。一方、中信金の呉一揆総経理は「合併計画がスムーズに完了することを望んでいる」と述べた。
これに先立ち、金管会は中信金による一連の合併計画のうち、東京スター銀行買収の認可に続き、台湾人寿の合併についても来週までに認可する方針と伝えられていた。
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