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製造業者が飲食参入、台中にアイス専門店オープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年4月17日_記事番号:T00049809

製造業者が飲食参入、台中にアイス専門店オープン

 台湾産の材料にこだわったアイスクリーム専門店「Frajo」が、このほど台中市南屯区の飲食店激戦区である公益路にオープンした。同店を運営するのはアジア最大の建設・土木用補強材メーカー、盟鑫工業(ゴールドジョイント)の王錦峰董事長と、靴箱製造大手、宏泰紙器の陳俊良総経理が共同設立した宝基科技で、製造業から飲食業への進出だ。台湾全土でチェーン展開を目指す。17日付工商時報が報じた。

 Frajoのアイスクリームは高雄のパパイアや苗栗県卓蘭鎮のブドウといった台湾産フルーツに、初鹿牧場(台東県)の牛乳を加えたもので、当日製造したもののみを販売している。売れ残った分は翌日販売しない。16〜20種類が開発されている。販売価格は90台湾元(約300円)。

 陳総経理は、食への安全意識が高まる中、Frajoは消費者が安心して食べられるアイスクリームを提供していると強調した。農家との共生を図るため、農場への投資も視野に入れる。

 なお、王董事長によるとFrajoは近く、天然酵母を使用した欧州風のパンの他、ブランチ(朝食・昼食兼用)とアフタヌーンティーなどの提供も始める。