ニュース 建設 作成日:2014年4月17日_記事番号:T00049810
内政部営建署が16日発表した統計によると、第4四半期の住宅価格の年収倍率は台北市が15.01倍で最も高かった。米調査会社、デモグラフィアの都市別統計で最も高い香港の14.90倍を上回っており、台北市住民は世界で最も住宅購入が困難なようだ。17日付工商時報が報じた。
新北市の住宅価格の年収倍率は12.67倍。デモグラフィアの統計で香港に次ぐバンクーバー(10.3倍)を上回り、世界で3番目に高いことになる。同調査には台北市、新北市は含まれておらず、▽サンフランシスコ(9.2倍)▽シドニー(9倍)──が続いた。
台湾全体の年収倍率は8.37倍だった。年収倍率は住宅価格を平均年収で割った数値で、平均的な家庭が飲まず食わずで住宅購入に何年かかるかを表す。
内政部は世帯収入が1カ月6万台湾元(約20万円)ならば、500万元以下の住宅負担が見合っていると指摘した。合致するのは高雄市、台南市、基隆市など14県市で、520万元以下は台中市、桃園県。台北市、新北市、新竹県市の住宅は世帯収入6万元以上でないと負担が重いと説明した。
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