ニュース 電子 作成日:2014年4月17日_記事番号:T00049814
台北科技大学の研究開発(R&D)チームはこのほど、世界初となる赤色レーザーを使った超高速データ転送システムの研究成果を発表した。同システムを使用すれば1時間半ほどの映画をわずか0.45秒でダウンロード可能で、第4世代移動通信(4G)利用の100倍の速さだ。17日付工商時報などが報じた。
同システムは、空気中の最大17.5メートル離れた地点間でも伝送速度10Gb毎秒(Gbps)の通信が可能で、これまで最速だった光ファイバーの5メートル、1Gbpsを大きく上回ることに成功した。6月にも台湾域内の関連メーカーへの技術移転を完了し、来年にも量産、販売される予定だ。市場では生産額は1億台湾元(約3億4,000万円)以上と予測している。
現在、病院やガソリンスタンド、飛行機では電磁波が発する影響を考慮し、無線通信の使用を一般的に禁止しているが、同システムはこうした心配がなく、今後無線通信に取って代わる可能性が高い。
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