ニュース 金融 作成日:2014年4月18日_記事番号:T00049829
中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)による生命保険会社、台湾人寿保険の合併計画が台湾人寿側の大株主の反対で先行き不透明となる中、台湾人寿は18日董事会を開き、中信金との合併契約を延長するか否か協議するが、合併計画の先行きは独立董事(社外取締役)3人の態度いかんにかかっている。18日付経済日報が伝えた。
台湾人寿の株主は政府系株主と民間株主で態度が分かれている。政府系の大株主で、台湾銀行は合併契約の延長に賛成だ。これに対し、民間株主の龍邦国際興業は反対の立場を取っている。董事(計10人で構成)の数は台湾銀3人に対し、龍邦国際興業は4人だ。このため、残る社外取締役3人が鍵を握る。
董事会は全体の3分の2が出席し、決議には出席者の半数の賛成が必要となる。社外取締役3人のうち2人は選任に当たり、龍邦国際興業の支持を得ているため、董事会では合併契約延長に反対する可能性がある。
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