ニュース 電子 作成日:2014年4月18日_記事番号:T00049844
汎用型DRAM相場は17日、2ギガバイト(GB)DDR3のスポット価格が一気に7.1%上昇して2.28米ドルとなるなど全面的に上昇した。業界では、韓国のDRAM大手、SKハイニックスが20ナノメートル製造プロセスへの移行でつまずき、4月はOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーに対し必要量の半分しか出荷できないなど需給が逼迫(ひっぱく)し、価格を押し上げたとの見方が出ている。18日付工商時報が報じた。
汎用型DRAM価格の上昇により、米マイクロン・テクノロジー傘下のDRAMメーカーで、同製品の生産能力を十分に持つ華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の他、メモリーモジュールの威剛科技(Aデータ・テクノロジー)や品安科技(パンラム)が恩恵を受けそうだ。
ただ、市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、17日のDRAM価格上昇は主に中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向けの調達需要の高まりを受けたもので、SKハイニックスの生産トラブルは単なる市場のうわさだと指摘した。
なお、モジュール関連業者は、汎用型DRAMはDRAM大手3社による供給量低下で第2四半期半ばまで価格上昇が続くと述べた。
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