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第2次金融改革、民進党惨敗でブレーキ


ニュース 金融 作成日:2008年1月15日_記事番号:T00004985

第2次金融改革、民進党惨敗でブレーキ

 
 立法委員選挙で民進党が惨敗を喫したことで、第2次金融改革による金融持ち株会社の再編などにブレーキがかかる見通しだ。ただ、台新金融控股と彰化銀行の合併に関しては、企業間の株式交換であり、ひとまず影響は受けないとみられる。15日付工商時報が伝えた。

 行政院はこれまで有権者の歓心を買う新政策を、1週間に1項目のペースで打ち出してきたが、選挙戦敗北で対立点を残す課題については、政策変更が難しくなった。

 第2次金融改革は政府系と民間の金融機関合併による業界再編を念頭に置いており、 政策担当者は、社会的なコンセンサスが得られていないとして、「次期総統就任までは推進が難しい」との認識を示した。民進党政権はこれまで、政府系金融機関の外資への売却を視野に内部検討を進め、第一金融控股、台湾中小企業銀行が候補に挙がっていた。