ニュース 政治 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049851
与党国民党は20日、今年11月の台北市長選に向け、世論調査と党員の投票による候補者選考を行い、連勝文中央委員(連戦名誉主席の長男)を擁立することを決定した。中央社電などが伝えた。
台北市長候補となった連勝文氏(中)。事前に接戦が伝えられていたが、結果は大差での勝利となった(20日=中央社)
国民党では、台北市長選に4人が出馬を表明したが、事実上連勝文氏と丁守中立法委員による一騎打ちとなり、党内を二分する争いとなっていた。電話アンケートと党員投票を合わせた結果は、連勝文氏が支持率48.19%、丁守中氏が35.02%だった。
連勝文氏は同日夜、記者会見を行い、「チャンスを与えてくれたことに感謝する。順調に当選できれば、絶対に市民を失望させない」と決意を語った。
国民党では、馬英九政権の支持率が最底辺にまで低下する中、党内抗争が激化している。馬総統が連勝文氏ではなく丁守中氏に投票したとの報道も注目を集めた。連勝文氏にとっては、今後挙党態勢で選挙戦を進められるかが鍵となる。
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