ニュース 金融 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049857
生命保険会社、台湾人寿保険は18日の董事会で、金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)による合併契約を6月末まで延長することを決議した。大株主の龍邦国際興業(台湾人寿の董事4人)が16日、契約を延長しないと態度を一転したため、董事会は8時間以上に及んだが、最終的に董事10人のうち台湾銀行が派遣する董事3人の他、独立董事(社外取締役)3人が賛成し、延長が決まった。19日付工商時報などが報じた。
両社が6月末までに株式交換を行えるよう、金融監督管理委員会(金管会)は早急に銀行局、保険局と会議を開催し、早ければきょう(21日)にも合併を認可する見通しだ。
消息筋によると、台湾人寿の少数株主から6月16日の株主総会で延長するかどうかを議案とするよう提案があり、もし延長しないと決議されれば、董事長に合併計画打ち切りが委ねられる。または台湾人寿の董事監事の改選で、龍邦国際興業が董事会の席数を伸ばして、合併を阻止することもあり得る。
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