ニュース 石油・化学 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049862
軽油にバイオディーゼルを2%混合させた軽油(B2)の販売開始後、ディーゼル車で油管が詰まるトラブルが起きるケースが頻発したことを受け、経済部能源局(エネルギー局)は、同製品の販売を取りやめる方針を固めた。21日付蘋果日報が伝えた。
台湾では2008年からバイオディーゼルの導入が始まり、10年からB2が販売されてきたが、政策は6年目で頓挫することになる。
能源局は近く、台湾中油(CPC)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)と今後の措置について協議を行う。ガソリンスタンドは2〜3カ月の準備期間が経て、バイオディーゼルを混合しない軽油の販売を再開する見通しだ。
能源局は今後、バイオディーゼルの用途を基本的には車両以外の用途、工場燃料に限定する方針だ。バイオディーゼルの販売継続を業者が希望した場合には、意向を尊重するが、現時点で業界側も政府決定に従い、バイオディーゼルのガソリンスタンドでの取り扱いを中止する方向だ。
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