ニュース 電子 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049866
21日付工商時報によると、鴻海精密工業が2月に迎え入れた呂学錦・元中華電信董事長が既に離職したとの市場観測が出ている。鴻海の広報は20日、「聞いたこともない。市場のうわさにすぎない」と表明。呂氏はコメントを出していない。
呂氏は通信業界38年のキャリアと国際的な人脈があり、郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が自ら引き入れた。呂氏は、古巣の中華電信と競合しない業務を行いたいと希望。鴻海はそのために、第5世代移動通信システム(5G)以降を見据えた技術や特許、人材育成を担当する「鴻通韜略発展中心(戦略発展センター)」を設立して呂氏を院長に迎えた。
しかし呂氏は、4Gでライバルとなる鴻海に所属していることに中華電信の従業員が不満を感じていることや、通信業と製造業の企業文化の違いなどから離職を決断したとされる。
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