ニュース 電子 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049867
ノートパソコンなど受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は18日、感触があるタッチパネルの技術を持つ米タクタス・テクノロジーと、技術、製造、出資について提携契約を締結したことを明らかにした。ウィストロンは、同社への投資でタッチ機能搭載製品の市場競争力強化を図ることが狙いだ。投資額は「ノーコメント」としているが、19日付経済日報は1,000万米ドル以上と予測した。
タクタスの技術は同社が独自に研究開発(R&D)したもので、入力時に触感が得られることで誤入力などが防げる。両社の提携製品は既に試験生産に入っており、年内にも中国で量産を開始する。業界アナリストは、提携内容にはタクタスの特許使用も含まれており、ウィストロンはモバイル端末受注獲得の重要な武器を手に入れたと指摘した。
ウィストロンは2月にもマレーシアの音響メーカー「フォルモサ・プロソニック・インダストリーズ(FPI)」にも投資を決めている。証券会社は、電子製品の受託生産メーカーは粗利益率が低下しており、同社は新技術で付加価値を付け、利益拡大が図れるとの見方を示した。
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