ニュース 電子 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049869
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が、サムスン電子の元マーケティング部門幹部、ポール・ゴールデン氏を同社顧問に登用したことを明らかにした。ゴールデン氏は王雪紅(シェール・ワン)董事長に直接各種の報告を行う。19日付蘋果日報などが報じた。
ゴールデン氏は2008~12年にサムスンで、携帯電話、タブレット型パソコンの米国市場でのマーケティングに携わり、同社ブランド、「ギャラクシー」発展の成功に貢献した。
HTCはサムスン中国子会社で同国市場での携帯販売に貢献し、副総裁を務め11年に離職した董辰京氏も今年2月に迎え入れている。董氏は現在、中国の通信キャリアとの関係強化などを担当する副総裁を務めている。
HTCは今年マーケティング戦略に注力しており、ライバルのサムスン成功の立役者を獲得することで、競争力を強化したい狙いがある。
なお、ゴールデン氏の登用で、何永生行銷長(最高マーケティング責任者)の去就に注目が集まっているが、職務に変更はないとみられ、何行銷長もコメントを控えている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722