ニュース 電子 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049871
ハイエンド・スマートフォン市場が縮小傾向にあり、液晶パネルメーカーにとって中国市場の重要度が増す中、ジャパンディスプレイ(JDI)および同社の台湾子会社、台湾顕示器(台湾ディスプレイ、TDI)が同市場でのシェア拡大に向けて積極的な動きを見せており、21日付電子時報は、JDI、友達光電(AUO)、LGディスプレイ(LGD)の日台韓パネルメーカーによる競争激化に伴い、中国でスマートフォン用ハイビジョン(HD)パネル価格が今後さらに下落すると予測している。
JDIは中国市場の主流規格に合わせ、これまでフルHDスマートフォンを主な応用先としてきたインセルタッチパネル「ピクセルアイズ」のHD製品向け適用を拡大しており、同市場で大きなシェアを持つIC設計大手、聯発科技(メディアテック)との間で先ごろ、ピクセルアイズの動作検証を完了。中国スマートフォンメーカーからの採用増が見込まれている。
なお中国のスマートフォンブランドは部品調達において、JDIが比較的不得意とするコストパフォーマンスの高さおよび迅速なサービスを最重要視するとされるが、同社は中国市場における顧客対応をTDIの専属チームに任せる態勢を取っていると電子時報は指摘している。
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