ニュース 電子 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049872
サムスン電子とグローバルファウンドリーズ(GF)は18日、立体構造トランジスタ(FinFET)を用いた14ナノメートル製造プロセスの技術と生産で提携すると発表した。これについて台湾積体電路製造(TSMC)は「実質的な影響はない」とコメントした。TSMCは来年初めにも16ナノFinFETプロセスで量産に入る予定だ。19日付工商時報などが報じた。
サムスンの14ナノFinFETプロセスは今年末にも量産となる見通しだ。顧客は、サムスンの韓国・京畿道の華城工場、テキサス州・オースティン工場、GFのニューヨーク工場のうち生産工場を選択できる。
業界関係者は、サムスンはアップルの「A8」プロセッサー受注を逃したため14ナノ工場を自社で建てる必要がなく、GFとの提携により最低限の投資で生産能力を確保できると説明。GFにとってはサムスンの先進プロセス技術によって、受注が増やせると指摘した。
証券会社は、両社は技術、顧客が相互補完関係にあり、TSMCに一定の影響を与えるとの見方だ。
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