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Q1輸出受注2.7%増、同期過去最高を記録【図】


ニュース その他分野 作成日:2014年4月22日_記事番号:T00049886

Q1輸出受注2.7%増、同期過去最高を記録【図】

 経済部統計処が21日に発表した3月の輸出受注額は379億4,000万米ドルで、前年同月比5.9%増、第1四半期通期では1,047億6,000万米ドルで前年同期比2.7%増となり、同期としては過去最高を記録した。22日付工商時報などが報じた。

 3月の製品別輸出受注額は▽情報通信製品、前年同月比8.6%増▽電子製品、同10.1%増▽基本金属製品、同6.2%増▽プラスチック・ゴム製品、同5.3%増▽化学品、同2.0%増▽機械、同2.6%増──と、主要7品目中6品目でプラス成長を記録し、全体の増加をけん引した。なお主要7品目のうち液晶パネルなどが大部分を占める精密機器のみ同3.6%減で、2013年5月から11カ月連続でマイナス成長に陥っている。

 また地域別では、▽中国・香港向け、同3.1%増(100億8,000万米ドル)▽米国向け、同1.0%増(85億米ドル)▽欧州向け、8.9%増(67億6,000万米ドル)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国向け、12.8%増(45億8,000万米ドル)▽日本向け、17.9%増(33億6,000万米ドル)──と主要5エリア全てでプラス成長を記録した。

 一方、輸出受注のうち海外生産比率は51.4%で、情報通信製品は過去最高の89.8%に上った。